１９１０年から７０年代のアメリカのアンダーシャツを縫製、パターン、パーツを比較、研究し、ベーシックなクルーネックのロングスリーブ T シャツに仕上げた。 生地は米綿を使用したヘビーウェイトのワッフル生地。凸凹のある編地が特徴のワッフル生地は、優れた保温性・通気性・伸縮性があり、米軍のアンダーシャツとして採用されていた。T.T では一枚着できるように、双糸加工した糸を２本引き揃え、ボリュームを出した。袖口は１９１０年代のアンダーシャツと同じ、丸編みの２段リブを再現して使用している。 サイズ38:着丈67.5cm,肩幅56cm,胸囲116cm,袖丈56.5cm サイズ40:着丈70cm,肩幅58cm,胸囲122cm,袖丈57.5cm COTTTON 100%

T.T のアイコンともいえる、岡山県のオリジナルデニム生地を使用した、ワイドシルエットのセルヴィッジジーンズ。 岡山県の旧式力織機で織られた、オリジナルのオーガニックコットン100% のデニム生地を使用。 米国産オーガニックコットンを使用し、岡山にある旧式力織機で織り上げた3/1 左綾、ライトオンスデニム。現代の織機の10 〜20 分の１という低速度でしか織ることができないシャトル織機とも呼ばれる旧式力織機でゆっくりと織り上げたデニム生地は、綿糸本来の凹凸が残り、いい意味でムラができる。 経糸は硫化染料をミックスしたインディゴで、風化したようなグリーンキャストな色味が特徴。ロープ 染色で芯白に染めている。緯糸は時間経過を感じさせる黄ばんだ生成りに染めた特注のネップ糸を使 用。これらの２種の糸を使用することで、Taiga Takahashi 独自の、濃くて深みのあるインディゴブルー に辿り着いた。 仕上げには、サンフォライズドと呼ばれる防縮加工が施されている。「白耳」のセルヴィッジデニム生地になっており、ベルト裏など各所に白耳を利用している。 1940 年代になると武骨な鉄製のボタンから装飾性のあるスナップボタンを使用するなどディティールに変化がみられるようになる。そのころに多用されたアールデコ調のボタンやリベットを研究し、オリジナルカラーにして再現した。 シグニチャーの革パッチは奄美大島で泥染めを施した。 サイズ30:ウエスト76cm,股上32cm,股下84cm,ワタリ31cm,裾幅19cm サイズ32:ウエスト82cm,股上33cm,股下85cm,ワタリ32cm,裾幅21cm COTTTON 100%

ニューヨークで見つけた1940 年代のアメリカ海軍用の帽子、通称’Naval Hat’。 つばをより短く、被りやすく再設計した。Newsboy Bag と同じく、ステッチを敢えてランダム な間隔で入れ、ヴィンテージの無骨な作りを表現した。 アメリカ産のスーピマオーガニックコットンを旧力織機で製作し、仕上げに脱脂ワッシャー加工を施し、 古着のような質感を再現したオリジナル生地を使用。 MUD DYED BROWN は日本の伝統染色技法「泥染め」を用い、一枚一枚丁寧に 染められる。ひとつとして同じものがなく、唯一無二の表情が楽しめる。 ワンサイズ:高さ16cm,頭周り58cm COTTON 100%

アメリカを象徴する衣服のひとつであるTシャツ。 制服や軍服の下に着用する肌着として開発された歴史をもつこの服がどの様に作られたか、調べるうちにアメリカの合理的なものづくりの姿勢が生み出したものと分かった。丸胴と呼ばれるチューブ状に編み立てられた生地に、首と腕を通す穴と袖を付ける全く無駄のないシンプルな作り。現代で日常的に着られているものと見た目は似ているが、全く性質が異なる。肩傾斜が無く、ボートネックの様な首元、伸び止めのために 2重になっているネックリブなど当時の設計を抽出したデザインになっている。 丸胴の天竺は和歌山にある吊り編み機で作成。USAコットンを使用することで、ドライな質感を持つ 独特な風合いの生地になった。大正時代に日本に入ってきた吊り編み機は、現在、世界で唯一、和歌山県で稼働している。１時間に１メートルしか編むことができないため、とても非効率ではあるが、 ゆっくり時間をかけることで空気も一緒に編み込んだような、程よいムラ感のある独特な風合いの生地に仕上がる。 奄美大島の伝統染色技法「インディゴ染め」と「泥染め」を用い、一枚一枚丁寧に染められたこのTシャツはひとつとして同じものがなく、唯一無二の表情が楽しめる。 *インディゴ染め・泥染めの特性上、色落ちや色移りすることがあります。 サイズ38:着丈64cm,身幅56cm,肩幅54cm,袖丈14cm サイズ40:着丈66cm,身幅59cm,肩幅55cm,袖丈15cm COTTON 100%

オハイオで見つけた 1920 年代のサスペンダー。ゴム部分がどの様な組織で編み立てられているか知りたくなり、 解析をするとコットンとレーヨンである事が分かった。オリジナル制作した美しいストライプ柄に加えて、1920 年代 によく見られるアールデコ調の金具も全てオリジナルで制作した。今回のコレクションにはないてはならないアイテ ム。 ストラップレングス:80~150cm コットンレーヨン素材

オハイヨで見つけた1920 年代のサスペンダーを研究して作りあげたTaiga Takahashiのアイコニックアイテムでもあるサスペンダー。 ゴム部分の組織と編立てを解析し、コットンとレーヨンである事が分かった。オリジナル制作した美しいストライプ柄に加えて、1920年代によく見られるアールデコ調の金具も全てオリジナルで制作。 今期よりコーディネートの幅を広げてくれる。今シーズンより新色BLACKが追加された。 ワンサイズ: ストラップレングス:80~150cm BODY:71% RAYON,29% NATURAL RUBBER PARTS:BRASS

1920 年代に作られたと思われるシルクジャガードのスカーフがベース。フリンジが手付けさ れており、スカーフは当時のスタイリングには欠かせないアイテムだった。ジャガードの組織を研究し、シルク100%の糸で完全再現した。ジャケットの下に重ねるスタイリングを提案。 ワンサイズ:全長118cm,幅26cm SILK 100%

LOT.003 Hickok Belt と同じオリジナルの真鍮製ローラーバックルを使用し、新たに凹凸が美しい籠目のような編み模様を採用した一本。 ユニフォーム、ウエスタン、バイカー etc 多くのシーンで、スタイル問わず支持された革のデザインであり、特徴の編み模様の型を綺麗にのせるため、適度な厚みや硬さに細心の注意を払い仕上げている。 ワンサイズ:全長109cm COW LEATHER